アビタシオン浄水TOP > アビタシオン浄水通信 > 協力医療機関のご紹介【迫内科・循環器科クリニック】
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院長が認定内科医、循環器専門医、産業医で、副院長が内科専門医、循環器専門医であることから、高血圧、不整脈、心不全、インターベンション(機器を使った治療)後のフォローなどを主に、また、一般内科を含めて、地域医療の最前線で一次医療に尽くすというのが当クリニックの診療内容です。
たとえば最近の例ですが、75歳の女性がフラフラするということでおみえになりました。貧血の症状がありましたが、貧血があるということはどこからか出血しているということなので、「便を調べてみましょう」とお話しました。すると、やはり便に血液が混じっています。そこで腸の検査をおすすめして、さっそく成人病センターで検査をしたところ大腸がんが見つかりました。そこで、日赤病院に連絡をして手術の手配をし、初期の大腸がんを無事切除することができました。一次医療とは、最初に患者さんに接するということですが、フラフラする、あぁ目まいでしょうで済ませてしまうのではなくて、貧血、出血、大腸がんと原因をつきとめていき、適切な処置を行うことがたいせつです。この例では、当クリニックの病診連携が充分に機能し、患者さんが素直についてきてくださったことから、すべてがうまくいきました。
昼間は、私ども院長・副院長は基本的にここにおりますので、何かありましたら来ていただければいいと思います。「かかりつけ医」として入居者の方の健康をトータルに診ていくことが、われわれの仕事だと考えています。そういう意味でも同じビル内にあるというのは、安心も便利さも違いますね。大賀薬局もこの2 階にありますから、たとえ悪天候でも雨に濡れることなく薬まで受け取って帰れます。また、ご高齢の場合、夜間にトラブルが発生することもあろうかと思います。そんな場合は、連絡をしていただければ、学会等で留守にしていない限り電話にて助言等も可能です。当クリニックは、横の連携、とくに先ほどお話ししました病診連携が、緊密で、かつ充実しておりますから、緊急ないし重篤な際も皆様のお役に立てるかと思います。
まず、年に1回ミニドックを受診されることをおすすめします。福岡市が行っているミニドックには、心電図、検尿、採血の諸検査がありますが、これで大枠の健康状態がわかります。循環器関係でいえば、心電図、血圧を測ります。検尿では、腎臓関係の検査ができます。血液からは肝臓、コレステロール、糖尿病に関する検査値が出ます。これで、一次のスクリーニングとしては充分です。検査結果をもとに、ご自身でも気をつけるところが見つかるでしょうし、また、こちらに見せていただければ、「この項目はこういうことですよ、この数値は問題ありません」...などとアドバイスもしてさしあげられます。市の健康手帳には、ミニドックの結果を貼る欄があります。5年分ほど貼れますので経緯を一緒に見守ることができます。
院長 迫 良治
副院長 迫 重樹