今年は各施設で、ホタルの鑑賞会を行いました。

郊外の大自然へ出向かなければホタルが見れなくなった現代ですが、

昔は至る所で、夏の風物詩として飛び回っていたと聞きます。

入居者様が少しでも昔を思い出して懐かしんでくれたら、と思い今回のイベントを企画しました。

イベントチラシを見て、楽しみにしていらっしゃる様子を見て、設置スタッフもかなり緊張気味で作業を進めます。

夕食を済まされ日が沈んだ頃に、部屋を真っ暗にするとポツ、ポツ、ポツと順番に光り始めるホタル達・・・

「はぁ・・・（溜息）、きれい・・・」

「懐かしいなぁ・・・昔、小さかった妹と銭湯に通ってた頃、帰り道の川沿いにホタルがたくさん居て、その時のことを思い出して涙が出る」

「この年になって、こんなにもたくさんのホタルが見れるなんて・・・アビタシオンに入って良かった！」

等の、たくさんの嬉しいお言葉をいただき、スタッフもひと安心です。

鑑賞後は、用意をしていたお茶と水羊羹を囲いながらひと休憩（団欒）、

実施日の天候があいにくの雨続きで、急遽、空き居室を使ってのプラネタリウム仕様で実施した点も好評でした。

また、普段接しているスタッフとも楽しいひとときを過ごしていただけたようです。

コロナ自粛でイベントも中々出来ておりませんでしたので、

今後は少しずつですが、定期イベントとは別にこういったイベントを開催していけたらと思っております。